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2021/06/26 国宝 聖林寺十一面観音-三輪山信仰のみほとけ | ||
勾玉はわりと大きかったですね。土製品は、わりと小さくて可愛い感じでした。 地蔵菩薩立像は、小さくで可愛い子供みたいと思ったりしました。 大般若経は、しっかりした字で書かれていますね。600帖ほどあるみたいで 凄いです。朱漆金銅装楯は、赤くて凄かったですね。三輪山絵図は綺麗で 分かりやすかったですね。 そして、十一面観音像ですが、綺麗で素晴らしかったです。なんか厳かでかつ 落ち着いた感じがありますね。頭に10の面がありました。そして、この観音像 ですが、360度どの方向からも見れました。 十一面観音像は、もとは三輪山の神宮寺の一つ「大御輪寺(だいごりんじ)」 の仏様でした。大御輪寺は大神神社の最も古い神宮寺として奈良時代中頃に 設けられ、十一面観音はその本尊として祀られてきました。明治政府の 神仏分離令による廃仏毀釈を免れるため、慶応4年(1868)5月16日、 大御輪寺と親交の深かった聖林寺に移されたといわれています。 十一面観音像ですが、本当に苦難の歴史を歩んできてそれを乗り越えてきたの ですね。その後、アメリカの哲学者フェノロサによってこの十一面観音像を はじめ様々な仏像などの保護を提唱してきたのですからこういう人たちの おかげで日本の仏教美術が護られてきたのだから本当に良かったと思います。 光背残欠は綺麗で十一面観音像と同様に素晴らしかったです。 大国主大神立像は、なんか昔の商人の像みたいと思いました。 地蔵菩薩立像は、落ち着いた穏やかな表情ですね。 月光菩薩立像、日光菩薩立像は綺麗でした。 今回は、少々規模が小さかったのですが、それでも十一面観音像は 素晴らしかったですし、他の仏像も良かったです。仏教美術が好きな人は 是非見られることをお勧めします。 |
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write:2021/06/28 | rewrite:- | update:2021/07/19 |