42.「千々石ミゲルの棺に十字架?」墓調査チームが発表
安土桃山時代にローマ教皇に謁見した「天正遣欧少年使節団」の一人、
千々石ミゲルの墓を調査してきたプロジェクトチームが、ミゲルの棺の内側に
十字架が設けられていた可能性があると発表しました。

報告を行った民間調査チーム「千々石ミゲル墓所調査プロジェクト」は、
ミゲル夫妻が埋葬された諫早市多良見町で2014年~21年まで発掘調査を
進めてきました。

今回、ミゲルの木棺の頭部側から出土した “くぎ” や痕跡を再調査した
ところ、一部が十字型に分布していたことが判明。

考古学者の粟田 薫さんは「頭部側の空間には、厨子のような棚に収められた
十字架が置かれていた」と推定しています。
(遺物調査・分析担当 粟田 薫さん)

「日常の中でキリスト教の信仰を持ち続けた千々石ミゲルの姿を、
物語っているように感じられる」

ミゲルはこれまで、キリスト教の信仰を棄てて “仏教徒” になったと
伝えられていましたが、今回の調査結果で「一貫して、信仰を持ち続けた姿が
浮かび上がった」としています。


前々から千々石ミゲルの墓は調査されてきて、最新の研究では、
千々石ミゲルの妻の墓からロザリオらしきガラス玉が出土されたりで
千々石ミゲルは棄教していなかったと言われていますが、これを決定付ける
発見かもしれないですね。イエズス会は脱会したけど、信仰を持ち続けた姿が
浮かび上がったというのは嬉しい限りです。


「千々石ミゲルの棺に十字架?」墓調査チームが発表
一貫してキリスト教を信仰した可能性も《長崎》
こちら
write:2026/02/26 rewrite:- update:2026/03/07


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