107.元幕内・友風が1年4カ月ぶりに復帰
元幕内で西序二段55枚目の友風が右膝の大けがを乗り越え1年4カ月ぶりに
復帰しました。

西前頭3枚目だった2019年11月場所で右膝関節脱臼のため、途中休場。手術し、
長いリハビリを続け7場所連続休場から再出発しました。

再び歩けるかどうかも分からない程の重傷でした。右膝は、
内側のじん帯1本と血管だけがつながっている状態。外側のじん帯、前十字、
後十字じん帯、太ももの筋肉すべて断裂。大腿骨、脛骨骨折、半月板も消滅。
「けがした時、自分の足を見て無理だと思った」と絶望しかなかった。

4度の手術、病院も3カ所を巡り治療。相撲のことなど考える余裕もなく、
4カ月以上も入院。その後、地元神奈川県川崎市の母校・向の岡工業高で
リハビリ生活をしていました。

昨夏に四股を踏めるようになり、昨年12月にぶつかり稽古や相撲を再開。
1年以上かけ、部屋では十両矢後とも稽古するまでに回復しました。


確かに友風が右膝を怪我した時の取組は見ていたのですが、正直言って
ここまでひどい怪我だとは思いもしませんでした。これは怪我した時は
絶望的だったかもしれませんね。それでも、そこから手術やリハビリをして
1年以上かけて土俵に復帰したのは素晴らしいと思います。

「恐怖心はずっとある」ということで、恐怖心との戦いにもなるかと思い、
大変だと思いますが、今の所は、1敗はしたものの勝ち越してそこそこ
良い感じですね。

序二段からの再出発となりますが、そして、どこまで上がれるかですが、
また関取、できれば幕内の復帰を目指して頑張ってもらいたいと思います。


絶望的な右膝大けがから16カ月ぶり復帰「恐怖心はずっとある」元幕内・友風が3連勝
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b0ac4fbae7f25ca9a53020c4516be1a62efdb8a
write:2021/03/22 rewrite:- update:2021/04/18


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