93.朝乃山が大関に昇進
日本相撲協会は25日午前、大相撲夏場所(5月10日初日)の番付編成会議と
臨時理事会を大阪市のエディオンアリーナ大阪で開き、関脇朝乃山(26)
=本名・石橋広暉(ひろき)、富山市出身、高砂部屋=の大関昇進を満場一致で
決めました。

新大関の誕生は、昨年春場所後の貴景勝以来で、令和になって初めて。
富山県出身力士では横綱太刀山以来、111年ぶりとなります。

朝乃山は、高砂部屋の宿舎となっている大阪市中央区の久成寺で開かれた
昇進伝達式で、師匠の高砂親方(元大関朝潮)らとともに、協会の使者から
大関に推挙されたことを伝えられました。「謹んでお受けします。
大関の名に恥じぬよう、相撲を愛し、力士として正義を全うし、
一生懸命努力します」と口上を述べました。


今回の朝乃山の大関昇進は、6場所中5場所で2桁勝利、4場所連続で
2桁勝利、また今場所の横綱戦は負けたものの惜しい勝負だったことが
評価されての昇進だと思います。あと、大関が1人だったこともある
でしょうね。ですが、地元の力士が関取になってくれただけでも嬉しいのに
大関にまで上がってくれたのは本当に嬉しいです。

口上は母校の富山商業高校が掲げる言葉である「愛と正義」の言葉は
使いましたね。そして、師匠の高砂親方が大関に昇進した時の口上である
「一生懸命」という言葉も使いましたね。なかなか良い口上だったのでは
ないかと思います。


これで勝って当たり前の地位に上がったのだから、今度は横綱を倒して、
13勝、14勝での優勝を目指してもらいたいですね。まだまだこれからの
力士だと思いますが、大いに期待しております。
write:2020/03/26 rewrite:- update:2020/04/01


Back

Archive