92.38年振りの「横綱大関」
今場所の番付ですが、とても珍しいものになりました。大関は貴景勝1人と
なったため、西横綱の鶴竜が大関も兼ねる「横綱大関」と記載されました。
これは昭和57年(1982年)1月場所以来38年振りとなりました。

しかし、自分が大相撲を好きになってから生きている間に「横綱大関」が
見れるとは思いもしませんでしたよ。なぜこうなかったのかを考えると、
やはり若手が台頭してきたからだと思います。そうして、大関を次々と
陥落させていったのだから「横綱大関」が生まれることになったのだと
思います。ですが反面、若手がまだまだ大関に上がれるほど育っていない
という面もあるかと思います。若手が育っていれば、誰かが大関になって
「横綱大関」というものが出てこなかったわけであって、
やはり、「横綱大関」が出るというのは異常事態だと思います。
なので、誰か、できれば朝乃山あたりが大関に上がって、大関が東西にいる
という普通の形になってもらいたいものです。珍しいはそうなのですがね。
write:2020/03/11 rewrite:- update:2020/04/01


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