44.鳴戸部屋が出稽古、先代の禁解く
鳴戸部屋の出稽古が解禁となりました。2日、一門を越えて東京・足立区の
境川部屋(出羽海一門)で出稽古を行いました。
先代鳴戸親方(元横綱隆の里)が死去した2011年11月に現師匠の鳴戸親方
(元前頭隆の鶴)が部屋を継承して初めて。
これまでは「出稽古に行かなくても強くなれる」の先代の教えや、
関取衆が増えたこともあって、二所ノ関一門の連合稽古以外に出向くことは
ありませんでした。

正直の所、稀勢の里がさらに上を目指すためには出稽古が必要なのでは
ないかと前々から思っておりました。そして、今回ようやく鳴戸部屋の
出稽古が解禁になって本当に嬉しい限りです。

2日の境川部屋での出稽古には春場所前に右膝を手術した若の里を除く、
稀勢の里、高安、隆の山が参加。境川部屋の豪栄道ら4人に加え、
玉ノ井部屋から新入幕の東龍ら2人も集結しました。

稀勢の里は豪栄道と三番稽古を行い、40番くらい、高安も20番くらいとれた
とのことで、さらに申し合いも佐田の富士が頭を裂傷し、富士東が鼻血を
出すほど活気にあふれたとのこと。凄い充実してましたね。

鳴戸親方はまたどこかに出稽古に行くとのことで、これがきっかけで
鳴戸部屋の力士が飛躍してくれることを願います。
今度は是非横綱と稽古をしてもらいたいものですね。
write:2013/05/04 rewrite:- update:開設日


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