42.元大関、雅山が引退
元大関の雅山が引退しました。

幕下付け出しデビューから史上初の4場所連続優勝。
最速タイの所要12場所で大関へと駆け上がり「平成の新怪物」と
騒がれたが、史上3位の短命となる8場所で陥落した。2010年には
野球賭博問題で、元大関としては史上2人目の十両陥落の屈辱を味わう。
そこから、1度は小結まではい上がるが、昨年12月から心臓に痛みが生じ、
脳梗塞も疑われた。歴代1位となる大関陥落後に関脇以下で
務めた場所数は、68場所で幕を閉じました。

雅山といえば、大関に昇進したのは印象に残ってますが、
大関としてよりも陥落してからの方が印象に残っている感じがします。
一番印象に残っているのは、2006年5月場所の白鵬と優勝を争った場所、
2010年9月場所の十両に陥落してそこで大勝ちした場所でした。

特に2006年5月場所は本当に大関に復帰して欲しいと思いましたし、
翌場所は白鵬とのダブル昇進を果たして欲しかったのですが、
2人とも昇進はないと聞いた時は悲しかったです。

あと、今場所はなかなか勝てなかったのですが、千秋楽、最後の最後を
白星で飾れたのは良かったと思います。

雅山がこうして引退するのは残念ですが、
元大関としては色々と苦労の多い相撲人生だったかと思います。
それを今度は親方として後進の指導に活かしてくれればと思います。

今まで、本当にお疲れ様でした。
write:2013/03/28 rewrite:- update:開設日


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