5.富山県出身の力士
今回は、僕の出身地である、富山県出身の力士について書こうと思います。

富山県出身の幕内力士で
知ってる力士は、梅ヶ谷、太刀山、玉椿、琴ヶ梅、駒不動ぐらいですね。
こうして見てみると、明治、大正時代が多いですね。
ですが、昭和に入ってから急に減ってきた感じですかね。

地元の幕内力士といえば、琴ヶ梅が印象深いです。
琴ヶ梅は、ひたすら押し相撲に徹して、番付を駆け上がり、
三役在位は通算20場所、関脇を6場所連続で務め、
大関候補と言われたが、あと一歩の所で実現しませんでした。
でも、僕が琴ヶ梅を知ったのは全盛期を過ぎてからですね。
特に十両に陥落してからの十両優勝(いつだったか忘れました)が
印象深いです。ただ全盛期過ぎてからは、はたき込みに弱く
あっさり倒れてたのも印象に残ってます。

最近の力士だと、玉椿(元関脇の方ではない)、玉颯(たまはやて)、
大吉田がいました。

玉椿は、呉羽中学校時代に全国中学校選手権で団体ベスト16、
富山商業高校時代、2000年とやま国体では少年男子富山選抜の5位
入賞に貢献した力士で、序ノ口優勝1回、三段目まで番付を上げました。
玉椿という四股名は、元関脇玉椿に因んでですかね。
玉椿の取組は平成16(2004)年3月場所の初日で見たのですが、
あともう少し相手を押し込んだら勝てたのに、結局逆転されて負けて
残念だったのを覚えています。
「そろそろ幕下を狙えるか?」といった所で怪我で番付を落として
引退していったのは本当に残念です。今は呉羽小学校相撲部の
監督をしてるみたいですね。

玉颯は、昨年の9月場所7日目の取組で勝った相撲を見れたのが
良かったです。この場所は6勝1敗と凄かったですね。
あの時の1敗が「つきひざ」(相手が技をかけていないのに膝を
ついてしまうこと)だったのが悲しいですね。

大吉田は、呉羽中学校では、県中学選手権で1-3年生の各学年
個人の部で優勝。2年生で中部日本中学校選手権に出場し、
個人ベスト32入り。その後、高岡向陵高校相撲部に入り、
3年生の時に出場した第60回国民体育大会秋季大会では、
県選抜選手として団体ベスト16入りを果たしました。
大吉田については、最初は、良い感じで番付を上げていったのですが、
怪我で休場が続き、番付外に落ちてしまいました。

今年の1月場所を最後に玉颯が引退したことで番付に乗っている
富山県出身力士はいなくなってしまいました。
しかも今場所の新弟子検査に合格した73人の中にもいませんでした。
ということで大吉田が早く新序再出世を果たしてくれるのを
待つしかないですね。何とも寂しい状況です。
write:2007/03/16 rewrite:- update:開設日


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