令和4(2022)年大相撲9月場所・総評
●幕内●
今場所は、3枚目の玉鷲が、2度目の優勝、平幕優勝をしました。21場所ぶり
の優勝で、37歳10ヶ月の優勝は年長優勝の記録を旭天鵬のものを塗り替え
ましたね。37歳という年齢で休場なしでここまでやれるのは凄いです。

4枚目の高安は、優勝争いしましたが、今場所も優勝できず残念です。
いつか優勝してもらいたいものです。8枚目の北勝富士も優勝争いしましたが、
脱落して10勝は残念です。

横綱の照ノ富士は、膝の怪我で休場、残念ですが、また治していつか復帰
してもらいたいものです。

関脇の若隆景は3連敗した時はどうかな?と思いましたが、11勝と大関取り
への布石を作りましたね。今度こそ決めてもらいたいですね。
筆頭の翔猿ですが、10勝も挙げるとは思いもしませんでした。
4枚目の宇良ですが、4日目に宝富士に伝え反りという凄い技で勝ちましたね。
これは平成14(2002)年秋場所に朝青龍が小結貴ノ浪を下して以来20年ぶりと
いうことで。6枚目の若元春も10勝とここなら勝てる感じですかね。
また弟に続いて兄弟同時三賞とか兄弟同時三役とかやってもらいたいものです。
10枚目の錦富士も2場所続けての10勝、12枚目の竜電の11勝は健闘しましたね。

新入幕の水戸龍、平戸海は負け越しましたが、それなりに頑張ったのでは
ないかと思います。

●十両●
14枚目の栃武蔵が新十両で優勝しました。いきなり活躍しましたね。
あと、12枚目の新十両の金峰山は10勝とこちらも活躍しましたね。
この2人、今後大いに期待しています。
11枚目の北の若も10勝と健闘しましたね。
6枚目の美ノ海は9勝、あと1勝が欲しかったですね。

●幕下●
今場所は、36枚目の大成龍が優勝しました。元十両の大成道がいつの間にか
改名したのですが、これで再び十両を狙えそうですかね。また頑張って
欲しいです。

筆頭の狼雅と4枚目の對馬洋は十両昇進ですかね。十両での活躍に期待して
います。4枚目の塚原はどうだろう??5枚目の湘南乃海、7枚目の紫雷
あたりが十両を狙えそうですかね。15枚目の朝乃山は、6勝でした。
1つ落としたのが残念でしたが、来場所こそ十両昇進を決めてもらいたい
ですね。15枚目格付出は川副は4勝でした。16枚目の石崎も5勝とここまで
来たのですね。

富山県出身の富豊ですが、1勝で6連敗したのですね。残念ですが、来場所は
三段目に陥落ですね。

●三段目●
今場所は、78枚目の欧勝海が優勝しました。欧勝海って石川県出身なのですね。
怪我からの復帰となりましたが、また番付を盛り返してもらいたいと思います。

王鵬の兄の9枚目の納谷は負け越しですが、王鵬の弟の22枚目の夢道鵬は5勝
と来場所は幕下に復帰しそうですね。13枚目の琴手計は6勝と来場所は幕下
ですね。どこまで通用するのか楽しみです。49枚目の琴挙龍は5勝、
74枚目の風賢央は6勝と来場所は三段目上位、幕下を狙えそうですね。

56枚目の元幕内の芳東ですが、通算連続出場回数が、初土俵以来無休
(新型コロナウイルス関連による休場を除く)の1265回となり歴代10位と
なりました。芳東も地味に記録を作りましたね。45歳でここまで相撲を取って
いるのも凄いです。

富山県出身力士ですが、34枚目の飛騨野と39枚目の坂林は2勝、
60枚目の常川は4勝でした。

●引退●
元関脇の魁聖と元小結の常幸龍が引退しました。
魁聖は、長く幕内で頑張っているのが印象的でした。
常幸龍は、27連勝が凄かったですし、何度も十両に上がったり、上がろうと
頑張っていたのが印象的でした。
今までお疲れ様でした。
write:2022/09/27 rewrite:- update:2022/10/10


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