平成22(2010)年大相撲5月場所・総評
●幕内●
白鵬が2場所連続の全勝優勝を決めました。
優勝回数も輪島とならんで14回となりました。
これで連勝も32となりどこまで連勝を伸ばすのか楽しみです。
しかし、13日目で優勝が決まってしまったのは本当に残念です。
やはり把瑠都をはじめとする大関陣や日本人の力士には
もう少し頑張ってもらいたかったです。

魁皇ですが、先場所は幕内在位100場所、今場所は千代の富士以来となる
通算1000勝を記録しました。魁皇はこれからも凄い記録をどんどん
打ち立てていきそうですね。

今場所は、栃ノ心や白馬がよく活躍したと思います。
栃ノ心は4大関を倒しての勝ち越し、白馬は2大関を倒して10勝と
見事な活躍ぶりでした。来場所は三役に上がると思いますが、
来場所もさらなる活躍に期待しております。
あと、先場所調子が悪かった阿覧がその憂さを晴らすかのように
12勝を挙げたのも凄かったです。

●十両●
今場所の優勝争いは混戦模様となっていましたね。
大道、清瀬海、臥牙丸、玉飛鳥が優勝争いをしていましたが、
最後は武州山が2度目の優勝を果たしました。
最近の武州山は幕内と十両を往復している傾向にあるので
そろそろ幕内に定着して欲しい所です。
新十両の松谷も9勝となかなか良い成績を上げましたね。

●幕下●
前田が優勝を果たしました。来場所は再び幕下上位に挑戦の
場所となりますが、是非勝ち越して十両昇進を目指して欲しいと思います。

来場所の十両昇進力士ですが、新十両に魁聖、佐田の海、
再十両に益荒海、寶智山が昇進しました。
魁聖はいずれ上がってくると思っていましたが、ついにここまで来ましたね。
佐田の海も今場所の5連勝は見事だったと思います。
寶智山も久しぶりの昇進を決めましたね。
この4力士が十両でどのように活躍するのかを見ていきたいと思います。

●引退●
元十両の北勝岩が引退致しました。
今までお疲れ様でした。

しかし、最近の相撲界はまた不祥事が多いですね…。
悲しいやら溜息やらです…。
write:2010/05/27 rewrite:- update:開設日


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