8.C#について
今回は、プログラム言語、C#について書こうと思います。

C#が登場したのは2000年、Javaが登場したのは1995年でこの2言語が主流に
なってきたのはだいたい2010年前後だったように思えます。それまでは、
C言語、Visual Basic Ver.6.2(以後、「VB6.2」と表記します)、が
多かったように思えます。

VB6.2の前のBASICだと簡単ですが、条件文とかもその条件に合うなら、
この処理を行うというその処理の部分も1行にまとめないといけなく、
同じ条件文を何回も書いたり、または処理を行う部分をサブルーチンとして
まとめたりしなければいけませんでした。

VB6.2だと、同じ条件文を何回も書いたりという手間もなくなって、処理は
まとめることができるようになりましたし、Select Case(C#だとswitch case)
が使えるようになって処理を簡単に分岐できるようになったのは便利に
なったのですが、オブジェクトを生成したら、最後は必ず解放しないと
いけないという手間がありましたね。それを忘れるとメモリを確保したままの
状態になっていました。あと、継承もまだ使えませんでしたね。

C言語は、ポインタがかなり厄介でした。ひとつ間違えるとメモリの領域を
破壊してしまうことになりましたし、文字列を変数で持ったりする時や
オブジェクトを生成したら、最後は必ず解放しないといけないというのも
VBと同じでしたね。

C#については、条件文は「{}」でくくることによってまとめることができる
ようになりましたし、switch caseによる条件分岐もできる、オブジェクトに
ついては、生成しても開放する処理は必要なく自動で開放してくれたり、
(それでもテキストファイルを開いたら閉じる処理は必要ですが)ポインタも
使う必要は基本的になくなりました(一応は使えますが、その必要はほとんど
ないです)。そして、継承もできたりして、VB6.2の時よりは、だいぶ
使いやすくなったと思います。なので、他の言語の良い所取りのC#が出てきて
くれたのは本当にありがたいです。

こんな感じですが、今の仕事の現場でも主流はC#かJavaなのでそのような
現状も嬉しい限りです。プログラム言語は、長年やっていても、まだまだ
分からないことだらけなので、色々と覚えて役立てていければ良いと思います。
write:2020/06/17 rewrite:- update:2020/07/12


Back

Archive