124.ヴィジュアル系から撤退してから出戻るまでのいきさつ
今回は、ヴィジュアル系から一度撤退して、それから出戻るまでのいきさつを
書こうと思います。

僕は、2006年6月に見たライブを最後にヴィジュアル系から撤退しようと
思いました。その理由は、2001年頃から始まりましたが、だんだん音楽性が
自分の好みに合わなくなってきたからです。特に2005年頃から再びJ-POPを
聴くようになってからますますそうなっていきました。そして、音源を
買っても1回聴いて終わりな感じがよくありましたので、もうここまでかな
という思いでヴィジュアル系から撤退しました。

それでも完全に撤退というわけではありませんでした。ただ、今までのように
ヴィジュアル系バンド新譜を大量に買うことはもうできない、やりたくないと
いった所ですが、それでも好きなバンドや気になったバンドは、聴いて
いきたいと思っていました。撤退というより正確には、規模縮小ですかね。

2000年代後半あたりで聴いていたのがVersailles(ヴェルサイユ)、
Kayaさんのソロ、再結成したD'ERLANGER(デランジェ)でした。ライブも
しばらくは行かなかったのですが、2014年あたりからようやく少しは
見るようになってきました。2014年あたりからは聴くようになった
アーティストは、KAMIJOさんのソロとJupiter(ジュピター)が追加ですね。
なので、ヴィジュアル系とは、ほどよい距離で付き合っていけたと思います。

それから、2017年あたりからDavid(ダヴィデ)を聴くようになりました。
Davidはいつの間にか知っていた感じですが、たぶん「Genesis -In Bible-」
という曲をKAMIJOさんがプロデュースしたというニュース記事を見て何となく
覚えていたのかもしれません。それからDavidは、「Mage」という曲が大好き
だったので、ライブやインストアイベントにはよく行っていました。
2006年6月以来、ヴィジュアル系のアーティストでここまでハマったのは
久しぶりでした。それでもこの頃はまだほどよい距離といった所ですね。

転機となったのが、2022年だったと思います。その時は、Jupiterと
Schwarz Stein(シュヴァルツ・シュタイン)が見たいと思っていたのですが、
それだけでなく、KayaさんのソロやVersaillesも見ることになって、
気が付いたらヴィジュアル系に出戻りしていると思いました。

そして、それを決定打にしたのがZeke Deux(ジークデュー)でした。
気になってCDを買って聴いてみたら良かったので、ライブも見に行ったり
したのですが、そのあたりから色々なバンドを見るようになっていました。

そんないきさつですが、結局は僕は、ヴィジュアル系からは離れられなかった
のかなという思いです。こうして、自分自身も色々と変わっていって、
また戻ってくるというのもあるのかもしれませんね。と言っても、
もう流行りにはついていけません。ヴィジュアル系だけでなく、J-POPや
その他のジャンルも含めて音楽全般的にですが。なので、聴きたいものだけを
聴く、見たいものだけを見るという感じで、またヴィジュアル系とは良い
付き合いをしていきたいと思います。もっと言えば、音楽全般的にですがね。
write:2024/02/28 rewrite:- update:2024/04/14


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