2019/11/23 正倉院の世界-皇室がまもり伝えた美-
来てみたら人がたくさんでした。そのため、入場規制がかかっていました。
最初は30分待ちと言われていたのですが、15~20分ぐらいで入れましたかね。
とは言え、雨の中、傘をさして並んでいたのは並ぶのが苦手の自分には
苦痛でした。そして、中に入っても人がたくさんで展示物も見辛かったです。

「雑集」という巻物ですが、字が精密でした。平螺鈿背八角鏡は綺麗でした。
海磯鏡は、なんか原始時代の鏡みたいですね。鳥毛篆書屏風は、鳥毛で
作られたと思うと凄いですね。仏説宝雨経は、これも字が精密で綺麗でした。
光明皇后はこんなのを7千巻も書いていたのかと思うと凄いです。
花氈は、すごく綺麗で圧倒されました。

沈水香は、綺麗ですし、こういう香木が今でも残っているのが凄いです。
白石火舎や銅薫炉、銀薫炉は、形や模様が綺麗です。
そして、これが見たいと思っていました。「黄熟香」。別名「蘭奢待」です。
これは、室町幕府の将軍、足利義政や戦国大名の織田信長、そして明治天皇が
切り取っていたのですね。僕もこれに関しては、切り取らなくても香木の
匂いはかいでみたいとか思ったり…。あと、その「黄熟香」を収めた
黄熟香元禄期収納箱もありました。確かに、江戸幕府の5代将軍の徳川綱吉
の名前がありますし、「元禄六年」の元号もありますね。

琵琶は、意外に大きいと思いましたし、模様が綺麗です。あと、確かに解説の
通り、首が曲がっていますね。伎楽面は、不思議な表情をしていますね。
迦楼羅の面とかもありました。漆胡瓶は綺麗でした。
白石鎮子は、なんか古代のレリーフみたいな感じを受けました。
あと、正倉院の建物の模型が実際のサイズでありました。これは本当に
凄かったです。こんな形なのだなというのが大きさ含めてよく分かります。

今回ですが、綺麗なものがたくさん展示されていたと思います。
自分としては、蘭奢待と正倉院の建物の模型が見れたのが良かったですし、
それだけで満足です。しかし、人が多すぎて疲れました。
write:2019/11/23 rewrite:- update:2019/12/05


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