30.明治大学博物館
24日は、明治大学博物館に行ってきました。前にテレビで、「探検!博物館
ワンダーランド」という番組を見てここの博物館に行ってみたくなりました。

「考古」のコーナーでは、10000年前の氷期の人類文化ということで、
旧石器時代の石斧や石器、ナイフ型石器が展示されていました。尖ったものが
多いですね。中国鏡は、中国の戦国時代から前漢、後漢、隋、唐のものまで
ありました。濃い緑で奇麗でした。埴輪は大きくて凄かったです。

土器は、シンプルで弥生式ですかね?模様があるものは、縄文式と弥生式の
中間的な物ですかね?あと、銅剣、銅鐸、土偶などがありました。
石棒は、前の縄文展では、もっと大きいものがありましたね。先端が男性器
みたいで、まさに性器崇拝といった感じですかね。そして、土器と一口に
言っても色々な形の物があるのですね。

「刑事」のコーナーでは、鉄の処女がありました。中に針があり、不気味な
感じですね。針は後世に付けられたもので、本当は針がなくて恥辱刑に
使うものみたいですね。ギロチンもあり、刃がしっかりロープに繋がれて
いますね。あと、清朝の首枷や絞首台の模型、絞罪柱がありました。
絞首台は、床が開く仕組みで、まさにロング・ドロップの方法による絞首刑
ですね。それから、磔柱、火炙りの時の火罪木、鋸引きのセットがありました。
獄門台は、下から針が出ていてこれが斬首した首を固定するのですね。
石抱きの像や釣り責めの道具もありました。

あと、本と十手が展示されていました。大岡政談天一坊実記ですが、
天一坊事件のことが書いてあるのですかね?大岡政談は、大半が大岡忠相の
裁きを書いていないみたいですね。

「商品」のコーナーでは、陶磁器、漆器、立体化させたことわざ、竹木工品、
染織品などが展示されていました。

今回は、珍しいものが実際に見られて良かったです。旧石器時代のものや
古墳時代の土器や様々な物、鉄の処女やギロチンなどの拷問具や処刑具など
本では見ていましたが、実際に見たのは初めての物が多かったです。
「商品」のコーナーの立体化させたことわざにあった、まさに「聞いて天国
見て地獄」な感じでした。といっても、嫌だったという意味ではなく、
実際に見て体感しないと分からないものだなという意味です。
今までなかなか見られないものが見れて本当に良かったです。

あと、隣に阿久悠記念館があり、そこも行ってきました。阿久悠さんの実績を
時系列に書かれていたり、トロフィーがありました。あと、作詞した曲の一覧
があったり、阿久悠さんの部屋を再現したと思われる場所もありました。
write:2022/05/26 rewrite:- update:2022/05/26


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