9.古代エジプトの文化財の引っ越し
エジプト政府がカイロ近郊ギザのピラミッド近くに計画する
「大エジプト博物館」建設に備え、約10万点に上る文化財を
一時的に保管・補修するため、新博物館の予定地隣に開館した
「保存修復センター」への文化財の移送作業が本格化しています。
そして、文化財を安全に運ぶため、日本の引越技術が役立てられています。

新博物館はカイロ中心部の考古学博物館が手狭となったため、
エジプト政府が新観光拠点として、2012年頃の完成を目指しています。
考古学博物館にあるツタンカーメン王の黄金のマスクなど4万5000点に加え、
国内各地の博物館から5万5000点が移送、展示される予定です。


「大エジプト博物館」を建設予定なのは初めて知りましたが、
約10万点の文化財の引越とは、これまた大がかりですね。
ツタンカーメン王の黄金のマスクといえば、カイロの考古学博物館の
イメージでしたが、これからは場所が変わるのですね。

でも、日本の引越技術がこんな所で役立てられているのは
嬉しい限りです。

家に「カイロ・エジプト博物館、ルクソール美術館への招待」という
本があるのですが、この本の内容も古いものになってしまうのですね。
また「カイロ・エジプト博物館」や「大エジプト博物館」の文化財の本
とか出してもらいたいものです。
write:2010/09/15 rewrite:- update:開設日


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