18.メキシコ・ユカタン半島の遺跡で千年前の「スコアボード」を発見
・メキシコの遺跡で古代の石の「スコアボード」が発見された。
・この石には、古代のサッカーのような球技をする2人の人物が描かれていると、
  考古学者は述べている。
・これは、メキシコのユカタン半島にあるマヤのチチェン・イッツァ遺跡で
  発見された。

メキシコの遺跡で、サッカーのような球技に使われたと思われる石の
「スコアボード」が発見されたと考古学者が発表した。
マヤのチチェン・イッツァ遺跡で発見されたこの円形の石は直径約32cm、
重さは40kgだと、メキシコの国立人類学歴史研究所が2023年4月12日に
ツイートしている。この石は、西暦800年から900年の間に作られたもの
見られている。「このマヤ遺跡では、きちんとした文字はおろか、象形文字が
見つかることすら珍しい」と、調査をコーディネートした考古学者の1人、
フランシスコ・ペレス(Francisco Perez)は述べたとロイター通信が
伝えている。

この石には中央に2人の人物が描かれ、その外周を象形文字が囲んでいる
ように見える。彼らは対戦相手と推定され、1人は羽の頭飾りをつけ、
もう1人はマヤ社会の高位者に許される「蛇のターバン」を巻いている。
図像学の専門家は石に描かれた2人の人物が「ペロタ」という重いゴムボール
で行うチームゲームを行っている人物であることを突き止めたとBBCが
報じている。


マヤのチチェン・イッツァ遺跡でこのような物が発見されましたか。
凄いですが、何の用途として使われたのかが気になります。何か球技に
関することで記念のために作ったとかですかね。西暦800年から900年の間
と言えば、マヤの古典期が終焉を迎えた時期で他の都市が衰退する中で
チチェン・イッツァは、後期マヤとして発展していきましたので、その発展を
象徴するものでしょうかね。また、これらの謎を解き明かしてもらいたい
ものです。


メキシコ・ユカタン半島の遺跡で千年前の「スコアボード」を発見
こちら
write:2021/08/07 rewrite:- update:2021/08/09


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