180.新元号は「令和」(れいわ)
5月1日から施行される新元号が発表されました。「令和」(れいわ)に
なりました。

出典は、万葉集にある歌の序文「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)
にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を
披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」
(書き下し文)から二文字をとりました。


新元号については、前から気になっていましたが、「令和」と聞いて
良いんじゃないの、というのが正直な感想でした。元号としては、良いと
思いますが、天皇の名前としては少々違和感がありましたが、よくよく
考えてみたら、平安時代の清和(せいわ)天皇と響きが似ているので
そう考えたら違和感もないのかなと。

「令」の字は、今回初めて使われることになりましたね。「令」の字は、
幕末の元治に改元する時の候補として「令徳」というものがありましたが、
「令」の字は、今までに使われたことがないという理由で却下されたという
経緯がありましたが、今回ようやく使われましたね。そして、昭和の「昭」、
平成の「成」、令和の「令」と初めて使われる字が登場するパターンが
三連続になりましたね。

あと、新元号の予想で一番挙がっていた「安久」ですが、もしこれになって
いたら平安時代に「久安」という元号があったのですが、既にある元号の
逆のパターンと言うのが初めて登場することになりましたね。そして、
そうはならなかったので、このパターンは今回の「令和」を含めて
一度もありません。そういうパターンはダメな訳ではないのですがね。

それから、予想としては、「喜永」、「景永」というのもありましたが、
当たりませんでしたね。

5月から元号が、「令和」になりますが、良い時代になることを願います。
write:2019/04/01 rewrite:- update:2019/05/06


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