6.強く優しい人に…
おとつい、知り合いがこのような話をしてくれました。
知り合いが子供の入学式に行ったのですが、
その時に先生が「強く優しい人になりなさい」という話をされ、
大切な人を守っていくことができる強さ、そしてこれと同時に
人を思いやる優しい気持ちを持つことが大切だという話をしていたそうです。

自分の思う所では、ここで言う強さとは、暴力的、威圧的なものや
ただ単に人に強いところを見せつけるものでは決して無く、
どんなに苦しい状況にあってもくじけず、そして大切な人を守り、
支えていくもの。苦しい状況を乗り越えていけるよう励ましていくもの。
優しさとは、自分の身近な人はもちろんのこと、そうではない人、
特に苦しむ人々、弱い人々を思いやり、勇気付けられること
のように思います。強いだけでは、他人の気持ちを無視して
自分の考えを押し付けることになりますし、
優しいだけではどこか頼りない感じになってしまうので
そういう意味で、「強く優しく」ということが大切なように思えました。

自分自身も決して強くなく、弱い人々に対してもあまり
思いやることもなく、「強く優しく」というのは
難しく感じますが、知り合いのこの話を思い起こしながら、
少しづつでも、どんなことにもくじけず、そして他人を
思いやることが出来る「強く優しい人」になれるよう
努力していきたいと思いました。
write:2007/04/09 rewrite:- update:開設日


Back

Archive