14.金属の小惑星「サイキ」探査へ 米、地球内部の謎解きも
米航空宇宙局(NASA)とアリゾナ州立大は13日、鉄など金属を多く含むと
みられる小惑星に向け、史上初となる探査機をフロリダ州のケネディ
宇宙センターから打ち上げた。小惑星の名前はギリシャ神話の女神に由来する
「サイキ」。火星と木星の間にあり、2029年8月に到着する予定。

サイキは惑星になる途中だった天体の核の名残だとする説がある。
接近して観測することで、同じように鉄に富んだ地球の核に対する理解も
進む可能性がある。

サイキの幅は最大280キロと小惑星としては大型。密度が高く、体積の
30~60%が金属、他は岩石とみられる。探査機で表面を撮影し、物質の構成を
調べる。


探査機を送ると言えば、土星に送った「カッシーニ」や冥王星に送った
「ニューホライズンズ」が思い浮かびますが、今度は、小惑星に向けて
探査機を送ったのですね。体積の30~60%が金属ということで、地球や
他の惑星の核のことも解明できそうですかね。2029年8月に到着する予定
ということで、あと6年後とまだまだ先の話なのですが、「サイキ」に探査機
が到着したら、どのようなことが解明されるのか楽しみですし、何か
新しいことが解明されることに期待したいと思います。


金属の小惑星「サイキ」探査へ 米、地球内部の謎解きも
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write:2023/10/16 rewrite:- update:2023/12/13


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