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110.照ノ富士が第73代横綱に昇進 | ||
日本相撲協会は21日、東京都内で秋場所の番付編成会議と臨時理事会を開き、 モンゴル出身の照ノ富士の横綱昇進を満場一致で決めました。 新横綱の誕生は、(平成29)年初場所後の稀勢の里以来、4年半ぶりで、 令和では初めて。横綱土俵入りの型は、師匠の伊勢ケ濱親方(元横綱旭富士) と同じ「不知火型」となります。 照ノ富士の横綱昇進はついに来たかという感じです。照ノ富士と言えば、 まだ幕下時代の間垣部屋で「若三勝」を名乗っていた時から横綱になるのでは ないかと注目されていましたが、伊勢ケ濱部屋に移籍してからは、日馬富士の 胸を借りてかめきめきと力を付けていきましたね。大関に上がってから、 膝の怪我で序二段まで下がっての出発もありましたが、そこから復活し、 大関はおろか横綱まで手にしてしまうのですから、伊勢ケ濱部屋に移籍して 良かったのではないかそんな気がします。怪我で休場が続いた時も照ノ富士 を辞めさせなかった所からも伊勢ケ濱親方は自分の子飼いの弟子であるかの ように接しているような気がします。そして、序二段まで落ちてそこから 這い上がった苦労も味わったからこそ、感慨深いものがあると思います。 口上は、「不動心を心掛け、横綱の品格、力量の向上に努めます」という もので、新横綱は「不動心」の言葉について「いろんなことがあったけど、 何事にもぶれない精神を持って、これからも頑張っていきたいという思いで」 と説明しました。「不動心」という言葉がまた良いですね。口上もシンプルで 良いと思います。大関再昇進の時とと同様にシンプルにして、横綱に 上がったのだから、少し足してといった感じですかね。 照ノ富士の膝の怪我も心配ですが、それでも、これまでの相撲を見てきたら 横綱でもやっていけるのではないかと。なので、あとは大きな怪我をすること なく、横綱の地位をまっとうしてくれることを願います。そして、今後に 大いに期待しています。 |
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write:2021/07/24 | rewrite:- | update:2021/08/09 |