![]() |
![]() |
66.琴奨菊の優勝について | ||
琴奨菊関、初優勝おめでとうございます。 琴奨菊の初優勝で日本出身力士では10年ぶりの優勝となりました。日本人の 優勝となりますと、日本国籍を取得した旭天鵬以来3年8ヶ月振りと なりますが。あと、琴奨菊は、新入幕から66場所目での初優勝で、 これは元関脇の旭天鵬に次いで、歴代2位のスロー記録となりました。 また、初土俵から84場所目での初優勝は、旭天鵬や元横綱の隆の里などに 続いて、歴代6位のスロー優勝です。さらに、31歳11か月での初優勝は、 年6場所制となった昭和33年以降では、旭天鵬、元関脇の貴闘力に次いで、 3位の高齢記録です。 今までは怪我に苦しんだりして、なかなか成績が伸びず、大関を保つだけで いっぱいいっぱいだったのが、今場所でようやく実を結んだ感じですね。 正直言って琴奨菊がここまでやってくれるとは思いもしませんでした。 僕自身も琴奨菊は大関を保っていてくれたら良いと思っていたので、 優勝争いをしてくれただけでも嬉しいのに、本当に優勝までしてくれて 本当に嬉しい限りです。琴奨菊自身もトレーナーのアドバイスを聞いたり 自分なりの特訓メニューを課したりして努力した結果ではないかと思います。 あと、今場所は、取組前から本当に集中していたと思います。そして、 無我の境地で相撲を取っていたように思えます。それが、初優勝の プレッシャーも跳ね返したように思えます。本当に素晴らしいです。 来場所は綱取りになりますが、今場所のように集中して相撲を取れば 綱取りはできそうな気もしますが、どうでしょうかね。 来場所も期待しています。そして、稀勢の里や豪栄道について言えば、 「次は君の番だよ」と言いたいです。なので、琴奨菊の優勝は、 良い刺激にもなったのではないかと思います。是非とも奮起して もらいたいです。こうして、さらに相撲が盛り上がってくれれば さらに面白くなるのではないかと思います。 |
||
write:2016/01/28 | rewrite:- | update:2016/02/29 |