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平成31(2019)年大相撲1月場所・総評 | ||
●幕内● 今場所は、関脇の玉鷲と貴景勝の2人が活躍しましたね。関脇の玉鷲が初優勝 しました。34歳2ヶ月での優勝は、旭天鵬の37歳8ヶ月に次ぐ2位の年長記録 ということで、それにしても玉鷲がここまでやってくれるとは思いもしません でした。大関候補に名乗りを上げましたかね。 貴景勝ですが、優勝争いに絡んで11勝と、そして白鵬も倒してと頑張りました。 大関昇進は、先々場所が9勝ということで見送られてしまいましたが、 来場所も2桁勝ってきちんとした形で大関に上がってもらえれば良いかと。 横綱ですが、稀勢の里の引退、鶴竜、白鵬の休場と今場所も横綱不在の場所と なりましたね。この2人もいつか横審から「激励」と食らうんじゃないかと 心配なのですが…。大関は、高安と豪栄道は最初は負けが込んで、 勝ち越せないのではないかと心配でしたが、何とか9勝に持っていきましたね。 来場所はもっと勝ってもらいたいです。栃ノ心は来場所カド番ですね。 上位だと北勝富士が9勝でいよいよ三役ですね。2日連続の不戦勝という 幸運もありましたが。錦木は、1横綱2大関撃破で4連勝でこれはいけるか? と思ったのですが、その後の7連敗は残念でした。 朝乃山は、序盤は勝てなかったのですが、中盤から勝てるようになって 何とか勝ち越しましたね。逆に阿武咲は序盤は良かったけど 中盤は勝てなかったですね。それでも8勝しましたが。新入幕の矢後は9勝と まずまずですね。あと、千代の国が優勝争いをしていたのに休場は残念でした。 来場所ですが、北勝富士が小結。妙義龍が平幕に陥落。 照強、大翔鵬、友風が新入幕。石浦、豊ノ島が再入幕。 琴勇輝、大奄美、大翔丸が十両に陥落すると予想します。 ●十両● 11枚目の志摩ノ海が優勝しました。もう独走態勢でしたね。本当に驚きました。 来場所は幕内を狙えそうですかね。 あと、大勝ちしたのは、4枚目の友風、5枚目の豊ノ島、6枚目の千代丸 ですかね。10勝しました。 それにしても、3枚目の安美錦が11連敗とは…どうしましたかね?3勝して 十両には残留できますが。 来場所ですが、霧馬山、若元春が新十両。大成道、貴ノ富士が再十両。 常幸龍が幕下に陥落すると予想します。 ●幕下● 3枚目の若元春が優勝しました。若元春がここまでやるとは思いもしません でした。3兄弟の2人目がついに十両昇進ですね。若隆元も頑張って もらいたいですね。 筆頭の霧馬山が4勝でようやく十両ですかね。あと、3枚目の貴ノ富士も 5勝で十両復帰しそうですね。あと、6枚目の彩、10枚目の富士東は6勝と 来場所は十両を狙えそうですね。 あと、注目の力士は、大体勝ち越していますね。14枚目の琴鎌谷、 21枚目の豊昇龍、40枚目の若隆元は5勝しましたね。 48枚目の琴手計は6勝と頑張りましたね。39枚目の塚原と60枚目の納谷は 7番相撲に勝って勝ち越ししましたね。 23枚目の宇良ですが、豊昇龍との対戦で怪我してまた休場になりましたね。 これからという時に残念です。 ●引退● こちら 元関脇の豪風と元幕内の貴ノ岩が引退しました。 豪風は、史上10位の幕内在位86場所、史上8位の幕内出場1257回ということで、 必死に土俵を務めていた姿が印象的でした。貴ノ岩は、こんな形で引退 してしまったのは本当に残念です。今までお疲れ様でした。 |
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write:2019/01/30 | rewrite:- | update:2019/03/10 |