2007/04/14 第16回 大相撲藤沢場所
僕が着いた時(8:30頃)には、幕下以下の力士が稽古をしてました。
そこで朝食を取りながら申し合い(勝った力士が次の相手を指名して
相撲を取る稽古)を見ていました。
その後、関取による申し合いが行われていたのですが、その時は、
朝早かったのと、日本酒が入ってたことで、眠ってしまいました(笑)。
後で分かったのですが、稽古に顔を出さなかったことで、朝青龍、
千代大海、魁皇が巡業部長に怒られたみたいですね。

それから取組が行われたのですが、取組の後に格段で「決勝五人抜き」
というのが行われました。五人一組になって負けたら次の力士を交代して
相撲を取っていき、五人目を倒した力士が勝ち名乗りを受けるという
ルールだったと思います。こういう五人抜きは初めて見たので
面白かったです。特に序二段の五人抜きは、一人が五人全員を
倒したのが凄かったです。本当の意味で五人抜きですね。

次は、初切、相撲甚句、陣太鼓打分が行われました。
初切は、相撲のルールを面白おかしく教えるものなのですが、
ほとんど、相撲コントみたいなものです(笑)。やってることは、
相変わらずなのですが、いつ見ても面白いです。
巡業に行く機会があったら是非、これは見る事をおすすめします。
でも、お客さんからビールをもらって飲んでるのはやらなかったですね。

相撲甚句については、北桜が観客の方を向いて手拍子していたり、
歌っている時に、桜について歌う所があったのですが、
「こちらにいるのは豊桜~、歌う私は北桜~」と歌ってる所は、
お客さんに対するサービス精神が旺盛だと思いました。

陣太鼓打分については、あまり聞いてなくて、
ほとんどBGMでした(おいっ)。
その時は、土俵入り前の十両力士からサインをもらっていたので。

それから、髪結実演、土俵入り、取組が行われました。
髪結ですが、大銀杏を綺麗に結うあの技術は凄いですね。
土俵入りの時ですが、栃乃花と栃乃洋(だったと思う)が小さい子供を
だっこして土俵入りをしていました。これも巡業ならではの光景ですね。

最後に幕内上位によるトーナメントが行われましたが、巡業でこのような
形式の取組は初めて見ました。白熱した取組が続いて
面白かったのですが、1回戦で朝青龍が敗れたのと、
豪風が準決勝まで上がってきたのが意外でした。
決勝は、安馬と白鵬の取組となり、安馬が優勝しました。

あと、それぞれのプログラムの合間に力士からサインをもらいました。
もらってきたのが、豊真将、栃煌山、皇牙、豪栄道、豊響、栃乃花、龍皇の
7人からです。

何気なく取組表を見ていた所、引退したはずの皇牙の名前が載っていて
驚きました。最後に巡業を回ってその後引退するものと思われますが、
これは皇牙からサインをもらう最後のチャンスだと思い、もらってきました。
しかも日付まで書いてもらえるとは思ってもいませんでした。
皇牙関、今までお疲れ様でした。

幕内土俵入りの前に栃乃花からサインをもらおうと東方の通路に
向かいました。が、琴欧洲の写真を撮っている人など、琴欧洲が目的で
集まった物凄い人だかりで通路を通ることが出来ず、
しかも客席に突き飛ばされたりもしました。
と言っても、マス席に突っ込んだり転んだりまではしてませんが。
そんな感じで、とても栃乃花に近づける状態ではありませんでした。
琴欧洲の人気って凄いものですね。改めて思い知りましたよ。
そうこうしているうちに、土俵入りが始まったので、その後で
サインをもらいました。栃乃花も快く(と思っているが)
引き受けてくださって嬉しかったです。

サインして下さった力士の方々、ありがとうございました。
それから、売店で稀勢の里の手形も買ってきました。

大相撲の巡業は1年半振りに見ましたが、初切、相撲甚句などの
巡業ならではのプログラムが見れて楽しかったです。
それから、やはり相撲見てるときに酒は飲んではいけませんね。
眠くなるから(笑)。
write:2007/04/20 rewrite:2013/06/08 update:開設日


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