69.大相撲の力士の仕切り
今回は、大相撲の力士の仕切りについて書こうと思います。

●朝青龍●
最後の塩を取りに行く時に廻しを叩いて気合を入れてましたね。
僕はこの仕切りは大好きでした。朝青龍が白鵬を倒して優勝した時に
ガッツポーズをしてしまい、問題になったことがありましたが、そのついで
とばかりにこの仕切りにまで横綱審議委員会はクレームをつけたことが
ありましたが、ガッツポーズは確かに問題だと思いますが、仕切りについては
正直言ってこの程度で、という思いです。これにクレームをつけるのは
どうかと思います。

●高見盛●
時間いっぱいになると、顎を叩き、胸を叩き、両肩を派手に揺するといった
仕切りをやっていましたが、これを最初に見た時はなかなか面白い仕切りを
する人だなと思いました。そして、これが後に話題になって人気が出ましたね。
ちょっとやりすぎな気もしますが…。

●琴奨菊●
最後の塩を取った後、上体をそらすような仕切りをしますが、これは大関に
上がる直前にやり始めましたね。そして、この仕切りは「琴バウアー」と
呼ばれましたね。トレーナーからこれをやると精神的に落ち着くと言われて
始めたみたいですが、これもなかなか良いですね。

●日馬富士●
時間いっぱいになると、低い姿勢で手をついてその後、後ろを向いて足早に
塩を取りに行くという仕切りをやっていました。ただ、最近はそこまで
極端にはやらなくなりましたが。でも、この仕切りは好きだったので
続けても良かったような気がします。

●琴勇輝●
立ち合いの前に声を出して吠えて気合を入れていましたね。これが話題になり、
僕も好きだったのですが、白鵬からも審判部からもクレームが付きましたね。
それからはやらなくなりました。

こうして見ていると力士の仕切りも人それぞれ、様々で面白いと思います。
こういうのもすも王を見る楽しみだと思いますし、力士の方も自分なりの
やり方で気合を入れて精神集中していますね。相撲を見るときは
こういう所にも注目していきたいと思います。
write:2016/07/22 rewrite:- update:2016/10/09


Back

Archive