60.旭天鵬が引退
今場所で、元関脇の旭天鵬が引退しました。

旭天鵬は、モンゴル出身で1992年春場所で初土俵。2005年に日本国籍を取得し、
2012年夏場所で37歳8カ月の史上最年長初優勝を果たした。
1998年初場所新入幕から幕内出場回数は歴代1位の1470回を数え、
「角界のレジェンド」とも呼ばれました。幕内在位99場所は魁皇に次ぐ
歴代2位で、通算927勝(944敗22休)は6位でした。

他にも数多くの記録を残しました。昨年九州場所では40歳2カ月で
10勝を挙げて敢闘賞を受賞し、幕内最年長2桁勝利と三賞受賞を達成しました。
今年夏場所5日目には、魁皇の1444回を更新する1445回の幕内最多出場を達成。
今場所初日で40歳9カ月29日となり、大潮の40歳9カ月13日を抜いて
昭和以降3位の高齢幕内力士となりました。次の目標に、秋場所で到達する
はずだった「幕内在位100場所」を掲げていたが、あと1歩のところで
届かなかった。

旭天鵬は、最初のモンゴル出身力士の1人として初土俵を踏みましたが、
本当に数多くの記録を残しましたね。旭天鵬といえば、関脇と平幕を
往復していた時期や平幕優勝した時が印象的でした。特に40歳になっても
幕内で頑張っている姿は本当に良かったですし、こうして年上が頑張って
いると自分も頑張らないと、と思えてきます。これからは親方として
良い力士を育てていってもらいたいと思います。

今までお疲れ様でした。
write:2015/07/31 rewrite:- update:2015/08/02


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