22.琴奨菊が大関昇進
琴奨菊が大関に昇進しました。
日本人大関の誕生は、平成19年名古屋場所後に昇進した
同じ佐渡ケ嶽部屋の琴光喜以来、4年ぶりとなります。

伝達式の口上では「大関の地位を汚さぬよう、万理一空の境地を求めて
日々努力、精進いたします」と述べました。
今回の口上は剣豪、宮本武蔵の著書「五輪書」を参考にしたもので、
「すべての理(ことわり)は一つの空(くう)に帰する。
どんな努力も目指す先は一つ。目標を見失うことなく努力すること」
という意味が込められています。
口上では四字熟語を使うとは聞いていましたが、宮本武蔵の著書から
取ってきたとは驚きました。

あと、26日に放送されていた「アスリートの魂」で琴奨菊の特集が
組まれていましたが、その中で、9月場所にむけてメンタル
トレーニングをやっていたと放送されました。
メンタルトレーニングをやったということはそれだけ9月場所に
賭ける思いは強かったのですね。上を目指すためにここまで
努力されてきたのは立派ですし、素晴らしいと思います。

琴奨菊には、これからも得意のがぶり寄りをさらに磨いて、
そして大関として立派な成績を残していってもらいたいと思います。
そして、引退した元大関・魁皇に続く「第二の福岡の英雄」と
なってもらいたいと思います。今後のさらなる活躍に期待しております。
write:2011/09/29 rewrite:- update:開設日


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