平成26(2014)年大相撲5月場所・総評
●幕内●
今場所は白鵬が29回目の優勝をしました。大台の30回まであと1回に
なりましたね。新横綱の鶴竜ですが、9勝とは…もっと勝てると
思っていたのですが…。稀勢の里は13勝をあげて準優勝でしたね。
再場所以降もこの勢いを持続していってもらいたいです。
琴奨菊ですが、10敗と本当に不振でしたね。やはり怪我の具合が
悪いのでしょうか?来場所は角番を切り抜けてもらいたいものです。

平幕では、勢、安美錦、大砂嵐、佐田の海が活躍しましたね。
勢が11勝、安美錦、大砂嵐、佐田の海は10勝と見事だったと思います。
三役昇進ですが、勢はもう1勝していたら三役だったかと思います。
が、そうはならなかったので安美錦が三役でしょうね。
あと、佐田の海ですが、親子二代での新入幕敢闘賞は見事だったと思います。
本当にここまでやってくれるとは思いもしませんでした。

●十両●
結構混戦だったと思います。東龍、琴勇輝、若の里あたりが争っていたと
思いますが、新十両の逸ノ城が優勝したのは意外でした。
あと、鏡桜、青狼も地味に11勝をあげていますね。

●幕下●
栃ノ心が2場所連続で優勝をしました。やはりここでは力の差を
見せていますね。いよいよ来場所は再十両になりますが、さらに巻き返しを
図ってもらいたいですね。せめて幕内上位くらいまでは。

そして、来場所の新十両は、若の島、大栄翔、旭大星が昇進しましたね。
是非とも十両の土俵で活躍してもらいたいものです。

●引退●
元幕内の皇風、元十両の丹蔵が引退しました。皇風は78年振りの早稲田大学
出身の幕内ということで話題になってましたね。でも、幕内1場所なのは
少々残念でした。丹蔵は、石川県出身ということでこれからも頑張って
もらいたかっただけに引退は残念です。
今までお疲れ様でした。
write:2014/06/05 rewrite:- update:2014/06/16


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