平成24(2012)年大相撲11月場所・総評
●幕内●
白鵬が23回目の優勝をしました。4場所振りの優勝ということでようやく
優勝することができましたね。次に狙うのは北の湖の優勝回数の24回に
挑戦ですかね。

日馬富士ですが、連勝記録は32でストップしましたね。
そして、終盤5連敗して9勝止まりだったのですが、確かに横綱の成績では
ないですね。気持ちを入れ替えて来場所頑張ってもらいたいものです。

大関陣については、稀勢の里は後半の失速はなくなったもののやはり
取りこぼしが多いかなと。そのあたりをなくしていけば優勝争いも
できるのではないかとおもいます。来年は是非そのようになってもらいたいです。
琴奨菊は14日目でかど番脱出でしたが、もっと早くに脱出して欲しかったです。

豪栄道ですが、関脇で11勝をあげました。最近、豪栄道はますます力が
ついてきたように思えます。是非大関昇進への布石としてもらいたいです。

平幕で活躍した力士は、栃煌山、松鳳山、旭天鵬、豊ノ島あたりですかね。
松鳳山が上位でここまでやってくれるとは思いませんでした。
来場所は三役になりますが、さらに頑張ってもらいたいです。
旭天鵬ですが、白鵬と2差だったとはいえ、優勝争いに名前が乗ったのが
凄い所です。今年に入ってからさらに力を付けてきたように思えます。

勢、千代大龍ですが、勢は初の幕内での勝ち越し、千代大龍は10勝をあげました。
千代大龍は糖尿病と聞いていて心配だったのですが、薬も効いていて
体重も160kg台になったとのことで良かったです。この2人はさらに上位で
活躍してもらいたいものです。

新入幕の常幸龍ですが、今まではスピード出世をしてきましたが、
今場所は壁にはね返された感じですかね。今場所は勉強の場所だったのでは
ないかと思います。また来場所から立て直してもらいたいものです。

●十両●
栃乃若と佐田の富士が優勝争いをしまして、千秋楽の相星決戦を佐田の富士が
制しました。佐田の富士は怪我で手術をしたために十両まで落ちたみたいですね。
とはいえ、ここまで活躍してくれるとは思いもしませんでした。
ここまでやれるのだったら幕内でももっと勝てるのでは…と思ったりします。
来年は幕内で頑張ってもらいたいです。

栃乃若については、ここまで落ちれば勝てるのかなと。先場所が5勝しか
あげれなかったのが意外なくらいで、本来はこの位置で取る力士ではない
ということで、来場所は幕内復帰ですが、今度は三役を目指して
頑張ってもらいたいです。

琴勇輝ですが、1勝6敗でどうなる事かと思いましたが、その後8連勝
で9勝したのは凄いです。これで来場所は新入幕ですね。
幕内での活躍に期待しております。あと、里山が11勝をあげたのは
意外でした。また幕内復帰を目指してもらいたいですね。

●幕下●
35枚目の錦木が優勝しました。錦木って本名かと思ったのですが、
そうじゃないのですね。来場所は上位に上がりますがどこまで通用するか
見守っていきたいと思います。

あと、筆頭の東龍も7番相撲で敗れはしましたが、6勝は見事でした。
来場所の新十両の場所に期待しております。

十両昇進力士ですが、東龍、鏡桜、城ノ龍のモンゴル人力士3人が
昇進しますが、十両から陥落しそうなのが4人…誰が残るのでしょうか?
鳰の湖あたりですかね?意表ついて佐田の海の昇進があるかな?
とも思ったのですが、そうはならなかったですね。
write:2012/11/28 rewrite:- update:開設日


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