平成22(2010)年大相撲1月場所・総評
<幕内>
今場所は朝青龍が史上3位となる25回目の優勝を決めました。
今回は14日目で決まりましたが、白鵬、日馬富士、把瑠都あたりが
もう少し優勝争いに絡んで欲しいと思いました。

魁皇ですが、史上1位となる幕内815勝、史上5位となる通算出場1621回と
新記録を打ち立てていきましたね。この調子でどんどん
新しい記録に挑戦していってもらいたいものです。
いよいよ来場所は幕内在位100場所目ですね。

把瑠都が関脇で12勝を上げました。
1横綱、3大関を倒すなど活躍した場所になりましたね。
今場所を是非大関取りの布石にしてもらいたいものです。

稀勢の里ですが、9勝を上げましたが、横綱、大関に
勝つことができず、正直物足りないものでした。
来場所は三役に上がると思いますが、横綱、大関を倒して
大関取りへの布石を作ってもらいたいと思います。

それから、安美錦、豊響ですが、それぞれ11勝、12勝を上げて
活躍しましたね。安美錦もこの地位だと大勝ちできる感じですかね。
来場所は三役に上がると思いますが、是非とも上位を
苦しめる存在になってもらいたい所です。
豊響については、今場所は良い押し相撲を見せていましたね。
特に玉鷲との押し合いはもの凄いものがありました。
これからは幕内の上位で活躍していってもらいたいです。

<十両>
臥牙丸と境澤による優勝争いとなりましたが、それを臥牙丸が制しました。
臥牙丸はまだまだ上に上がって行きそうですね。
そんな勢いがあると思います。
境澤もこれを機に再び幕内を目指してもらいたいと思います。

上位乗り力士ですが、徳瀬川、磋牙司は9勝、隠岐の海は10勝と
勝ち越し、新入幕を確定しました。
磋牙司は10勝、隠岐の海は優勝を目指していましたが、
果たせず残念でしたが、新入幕を確定的にしたのは立派だと思います。
この3力士については、来場所は幕内の土俵での活躍を期待しています。
隠岐の海については、島根県からは88年ぶりに幕内となるのですね。

新十両の蒼国来ですが、終盤は崩れてしまいましたが、
9勝を上げたのは見事だったと思います。

<幕下>
今場所は、元小結佐田の海の長男の佐田の海が優勝しました。
佐田の海といえば三段目優勝が印象的でした。
7番相撲で敗れた深尾も6連勝と活躍しましたね。
この2人は来場所は幕下の上位で取ると思いますが、
この勢いで活躍してくれることを期待しております。

来場所ですが、徳真鵬、佐田の富士、黒澤、中西が十両に昇進しそうですね。
特に佐田の富士の上位での6勝は見事だったと思います。
この4力士の十両での活躍を温かく見守っていきたいと思います。

<引退>
詳しくはこちらにて

あと、元幕内の玉力道、大真鶴が引退しました。
玉力道は三段目に落ちてから再度十両にカムバックしたのが
凄かったですし、大真鶴は新入幕を決めた場所が印象的でした。
今までお疲れ様でした。
write:2010/01/26 rewrite:- update:開設日


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