14.データベースとCSVファイルの使い分け
今回はプログラミングの話、データベースとCSVファイルの使い分けについて
書こうと思います。

基本的にデータの保存と言えばデータベースが使われますが、もう少し
簡易的な保存方法と言えば、CSVファイルがあります。これは、各データを
カンマ(,)で区切ったファイルでExcelで開けば、カンマが区切られて
各セルに分けられて表示できます。

このCSVファイルですが、手軽にデータ処理ができてデータベースよりも
容量を使わないという利点があります。もっとも、最近のPCはそこまで容量を
気にする必要もないのですがね。なので、ソート(並べ替え)をすると
いうことはなく、最初から順番に検索するのであれば、CSVファイルの方が
便利です。例えば、郵便番号検索がそうです。郵便局のホームページに行けば
郵便番号のCSVファイルは入手できますので、それを読み込む形にすれば、
最新のファイルがアップロードされてもファイルを置き換えるだけで済みます。

ですが、元号変換となるとCSVファイルは向かないです。その時は
データベースの方が向いていると思います。なぜなら、検索の時にデータの
ソートをかけることになるからです。なのでCSVファイルだと面倒です。
もっとも、これは明治以前の元号も扱うことを前提とした話で、元号変換も
明治以降しか使わないのであれば、共通関数作って簡単に変換することも
できるのですがね。

とりとめもない話になってしまいましたが、データをソートしない簡単な
データだったらCSVファイルが便利、データをソートして複雑な処理を
するならデータベースが便利ということで、それぞれに長所、短所は
ありますが、そこは上手く使っていければ良いかなと思います。僕も
プログラミングの時は、この2つをうまく使い分けていければと思います。
write:2021/10/06 rewrite:- update:2021/11/14


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