Review
~中森明菜~


アーティスト名 種類 タイトル
ジャンル メジャー/インディーズ 発売年 満足度
DK ダーク度 ML メロディアス度 MD 発狂度 AV 好き嫌い度
コメント

DK(ダーク度)…★が多いほどダークな雰囲気がある音源です。
ML(メロディアス度)…★が多いほどメロディアスな楽曲が収録されています。
MD(発狂度)…★が多いほど発狂(あるいは暴走)してる(笑)音源です。
AV(好き嫌い度)…★が多いほど好き嫌いがはっきり分かれると思われる音源です。



中森明菜 ALBUM DIVA
J-POP メジャー 2009年 80point
DK   ML ★★★★★★★ MD   AV ★★★★
軽く聴いた感じ、「Dastination」の時のような少し落ち着いた
ダンサブルな感じは踏襲しつつも洋楽志向が強くなったと思いました。
かつての「Femme Fatale」をさらに洋楽色を強めた感じで、
「Shaker」をもう少し聴きやすくした感じに思えました。
といっても、僕は「Shaker」は苦手なのであまり聴いてないのですが。

歌詞については。英語混じりが多く。今回も「Resonancia」のような
言葉に意味をあまり持たせない感じなのかなと思いました。

そして、「逢えなくて」、「茜色の風」、「Going home」といった
バラード曲は「バラードベスト」や「歌姫」シリーズで培われたものが
発揮されているように思えました。
「逢えなくて」については、かつてのシングル
「トワイライト」を思い出しました。その続編っぽく聞こえます。
あと、「HEARTBREAK」という以前「Femme Fatale」にも収録された
同タイトルの違う曲が収録されているのが驚きでした。

このアルバムですが、なかなか良いと思います。
前作の「Destination」には負けますが、良い作りになっていると思います。
まあ、「Destination」は、良すぎたかな…ということで。
聴き込めば良さはさらに分かりそうな気がします。
あと、これ聴いて、明菜って今でも新しいことに積極的に
取り組んでいく人だなと思いました。
write:2009/09/01 rewrite:2013/07/15 update:開設日


中森明菜 ALBUM la Alteracion
J-POP メジャー 1995年 90point
DK ML ★★★★★★★ MD   AV ★★★★
このアルバムはレンタルで借りて既に持っていたのですが、
今年の3月ごろからまたこのCDにハマりだしたので
改めて買うことにしました。

アルテラシオンは14年前、1995年に発売されたアルバムで
某サイトのレビューでは「このアルバムは明菜の自殺未遂事件から
はじまる様々トラブルにけりを付けるための精進落としのような
アルバムであろう」と書いてありましたが、僕はこのレビューを
読んでてこのアルバムをきっかけに明菜は今までの辛かったこと
から立ち直ろうとしているのかなと想像したりしてみました。

「Sunflower」や「原始、女は太陽だった」の詞は
本当に励まされるようで好きです。
「TSURAI・TSURAI」や「痛い恋をした」は、
今まで辛かったんだろうなと思ったりします。
「Neccesary」は、落ち着いていながらも力強い感じが好きです。
「無垢」は、ポップでありながら強い感じが良いと思います。
しかし「したたる情熱」は怖いですね。ストーカーですよこれは。
あと、「だからなんなの」は、今までの辛かったことを
つっぱねて振り切ろうとしているようにも感じます。
「GAIA」のサビの部分もそんな気がします。
「原始、~」のC/Wの「綺麗」もこのCD同様に今までを
振り返り、そして振り切ろうとしているように思えます。
こっちは優しい歌ですが。

このCDを聴いていると自分自身も立ち直ろうとか
頑張ろうという気持ちになって励みになります。
write:2009/07/31 rewrite:2013/07/15 update:開設日


中森明菜 ALBUM 不思議
J-POP メジャー 1986年 100point
DK ★★★★★ ML ★★★★ MD ★★★★★ AV ★★★★★★★
このアルバム、ものすごくハマって
しまいました。もう最高、素晴らしいです!!
「不思議」というアルバムですが、今から約21年前、シングル「DESIRE」が
大ヒットしてた頃にリリースされたアルバムで当時は物議を醸し出した
問題作と言われたアルバムです。
曲調は、ゴシックな雰囲気ですかね。声や音がループしてて反響し合ってる
そんな感じがします。それから声も楽器の一部であるかのように
音量は小さめに反響するようなエフェクトがかかっています。
そんなわけで、歌は聞き取りにくいです。実験作といった感じでしょうか。

しかし、明菜もよくこんな思い切ったアルバムを作ったなぁ…と
思いました。そしてタイトル通り「不思議」な感覚が
とても良かったです。歌よりも音や雰囲気を楽しむためのアルバム
ではないかと思います。ただ、好き嫌いは別れるでしょうね。
興味のある方は、是非聞いてみることをおすすめします。
個人的には、「Teen-age blue」、「燠火(おきび)」、
「Mushroom dance」が好きです。

「Wonder」は、「不思議」という曲のリミックス+新曲「不思議」が
収録されたアルバムです。リミックスと言うか、前より聴きやすく
した感じですかね。声もこちらの方がはっきりと聞こえます。
こちらも良いけど、やはり「不思議」の方が良いですね。
write:2007/12/17 rewrite:2013/07/15 update:開設日


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