2017/06/20 館蔵 中国の工芸、松岡コレクション 印象派・新印象派
「館蔵 中国の工芸」ですが、饕餮文方鼎(とうてつもんほうてい)が
細かい模様で綺麗でした。供える時に使う器とのことで。
楼閣山水人物堆朱稜花食籠は天界を表しているみたいで綺麗でした。

翡翠楼閣花鳥図挿屏も天界を表しているみたいです。本当に綺麗で
圧倒されました。これは清王朝の乾隆帝が美女二人(楊貴妃、西施)を
テーマに詠んだ五行詩が書かれています。

あと、翡翠の瓶や香炉、碧玉の香炉も綺麗でした。あと、白菜型の
翡翠の香炉もありましたね。以前の展覧会でもこのような物が出てたなと
思いながら見ていました。以前のものはもっと大きかったみたいですが。
金銅の仏像ですが、菩薩像、特に観音菩薩の像が多かったですね。
神々しくて良かったです。

「松岡コレクション 印象派・新印象派」ですが、
ラバスティド=デュ=ヴェール、ロット県が綺麗でした。
ラバスティド=デュ=ヴェールの教会は素朴な感じが良かったです。
フェカンの海岸や色絵風俗図皿が綺麗でした。イル=ド=フランスや
レンガ工場が良かったです。

ラ・ド・サン、フィニステール県は波が立っているのが良かったです。
キブロンの時化は波が荒れている感じですかね。アゲーの岩場は、赤茶色が
とても綺麗でした。林の中の池やリュイの岸辺は木々が良い感じでした。

ローヌの腕に飛び込むソーヌは、神話的ですね。水浴の女たちは
不思議な感じでした。黄色の首飾りをした婦人、オペラ歌手メア夫人は
とても綺麗でした。黄色い背景と大きな花瓶は花がたくさんあって
綺麗でした。

「館蔵 中国の工芸」はどれもこれも素晴らしい逸品でした。特に
「翡翠楼閣花鳥図挿屏」が良かったです。
「松岡コレクション 印象派・新印象派」は、絵が綺麗だなという感じでした。
write:2017/06/21 rewrite:- update:2017/07/22


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