2016/06/08 富岡コレクション 古代エジプトの名品
「アクエンアテン王とネフェルティティ王妃の肖像の浮彫」ですが、
二人がアテン神を崇拝している感じですね。アクエンアテンをはじめ、
ネフェルティティのカルトゥーシュもありました。
「かがんだ男性の浮彫」は、写実的で、いかにもアマルナ時代の作品といった
感じがしますね。あと、「戦闘用二輪馬車の浮彫」は、躍動感が
あって凄いです。

フイのシャブティとレヌウのシャブティは、刻まれたヒエログリフが
綺麗です。また、顔も綺麗ですね。
「供養碑」は、ビザンツ時代のものということで、様式は古代と違う
感じですかね。ブドウの房はデュオニュソス神、鳩はアフロディテ・イシス神、
少年は、子供の神、ハルポクラテス神を表すという説があるみたいですね。

「葬送用櫃」は、神々が描かれていますね。側面は、カノポス壺でおなじみの
ホルスの4人の息子とのことで。あと、アヌビス神が座っていますね。
そして、上のヒエログリフが綺麗です。

出品されているものは7点と少ないのですが、こうして古代エジプトの
品々を見れて良かったです。アマルナ時代、アクエンアテンの時代の
ものが多いので、その時代が好きな人は、見に行ってみても
良いかと思います。
write:2016/06/08 rewrite:- update:2016/06/09


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