2015/07/28 古代エジプト美術の世界展 魔術と神秘
今回は、レリーフやステラも多く綺麗でした。あと、カバ、ネコ、ワニ、
カエルなどのアミュレットも多く展示されていました。あと、バーの
アミュレットもありました。

高官マフの像はヒエログリフが綺麗でしたね。書記官の頭部は凛々しい感じで
良かったです。イムヘテプの像は小さいけど凄く精密な感じがしました。
クロコダイルを踏むホルスのシプスは、この手のものは写真で見たことが
ありました。サソリや毒ヘビに咬まれないようにとのまじないだったかと
思います。呪いの人形とかこんなものもあの当時はあったのですね。

セト神の像ですが、耳が修正されていました。セト神の持つ個性である
邪悪な特性を除いて善良な特性に変えるというものでした。特に第19王朝
あたりは、こうやってセト神を崇拝して王の名前にも付けたりしているの
かなと思いました。

あと、トキのミイラに付けられた頭部が印象的でした。このようなものが
取り付けられていたとは。それから、聖牛アピスや牛の像がありましたが、
牡牛への信仰があったのだなと思いました。ライオン頭のウアジェト女神は
力強い感じがしましたし、アメン神のガチョウは可愛くて綺麗でした。

あと、ヒヒの頭部のシャブティとかは珍しいですね。第20王朝のラメセス9世
のシャブティは綺麗でした。それから、プタハソカルオシリスの像は
神秘的な感じがしました。あと、スフィンクスは、凄かったのですが、
悲しそうな表情が印象的でした。それから、偽扉が凄く綺麗で見とれて
しまいました。女王あるいは女神の像、ラメセス2世の像は素晴らし
かったです。中でも素晴らしかったのが、棺やマミーボードですかね。
中が綺麗でした。神々の世界を描いているようで素晴らしかったです。

今回は魔術に関するものが多く展示されていました。クロコダイルを踏む
ホルスのシプスやアミュレットなどはまさにそんな感じですね。
そのような神秘的なものが多く展示されていたと思います。
write:2015/07/28 rewrite:- update:2015/08/02


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