2012/06/10 マチュピチュ発見100年 インカ帝国展
昨日ですが、「インカ帝国展」を見に上野まで行ってきました。

ツタンカーメン展ほどではなかったのですが、人の列でした。
そして、入るのに20分かかりました。

印象に残ったものといえば、「ケロ」という絵が描かれた
儀式用のコップのようなものですかね。どんな儀式の時に使ったのか
興味深いです。

あと、ミイラが印象的でした。ひざを抱えたかのように見える
姿で葬られているのには不思議な感じがしました。
このミイラも後の人たちにこんなに見られることになるとは
想像もしなかったかもしれないですね。どんな思いで見られてるのかと
思ったりもしました。

それから、インカの貴族(??)の肖像画がかなり印象に残っています。
特に「ドン・アロンソ・チワン・インガの肖像画」が力強くて
とても良かったです(写真左の右の肖像画)。

今回ですが、黄金の品々は少なかったように思えます。
あるにはありましたが、「ああ黄金」って感じでした。

展示品といえば、着物や紡ぎ上げた糸の展示もありましたが、
アルパカの毛を糸にしたりしていたのですね。

今回の展示ですが、「インカ」といえば文字も車輪もなく鉄器も持たなかった
民族がこれだけ高度で独特の文明を作っているのには驚かされます。
なかなか見ごたえのある展示会でした。
東京では6月で終了となりますが、来年は富山、再来年は沖縄と
全国を回っていきますので。興味のある方は見に行ってみても
良いかと思います。

次は7月に六本木で開催される「大英博物館 古代エジプト展」ですかね。
write:2012/06/11 rewrite:- update:開設日


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