2007/09/08 インカ・マヤ・アステカ展
8日ですが、上野の国立科学博物館で行われた
「インカ・マヤ・アステカ展」に行ってきました。
今回は、日本で初公開のものも多いようですね。

展示物はどの文明も土器が中心で生活用、宗教の儀式用とさまざまな
土器がありました。でも、日本の土器と違って彩色されている所が
綺麗でした。日本の土器も模様とかが綺麗ですけどね。
しかし、14~16世紀になってもいまだに土器を使い続けたというのが
珍しいですね。

あと、インカ文明はミイラや黄金、マヤ文明は翡翠、
アステカ文明は石器の展示物も印象的で、
これがそれぞれの文明の違いですかね。

アステカ文明については、暦についての紹介もありましたが、
マヤの暦と似てると思いました。どちらかと言えばマヤの暦を
継承してアステカの暦が作られたのかもしれないですね。

あと、マヤ文明のコーナーで「古代マヤ王歴代誌」に載っていた
「鳥ジャガー4世」について書いてあるものがありましたが、
ようやく名前が分かったのですね。「ヤシューン・バラム4世」と
書かれてました。

今回は、色々な展示物が見ることができて面白かったです。
あえて比べたら、2月に見に行った「ミイラと古代エジプト展」
の方が良かったですが。
今回紹介された3つの文明はまだまだ謎だらけのようですので
今後研究がさらに進んでたくさんの謎が解明される事を願います。

「インカ・マヤ・アステカ展」は、24日で終了し、
10月から神戸市立博物館して開催されます。
興味のある方は見てみるのも良いと思います。
write:2007/09/21 rewrite:- update:開設日


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