8.平城京跡近くに畑の遺構
平城京跡南の郊外にある奈良県大和郡山市の南六条北ミノ遺跡で、
奈良時代(8世紀)に計画的に整備された畑の跡とみられる遺構を、
同県立橿原考古学研究所が確認しました。

平城京跡周辺で、大規模な耕作地の跡が見つかった例はなく、
同研究所は「食料が都にどのように供給されていたのかは不明だったが、
すぐ近くに大規模生産地があったことが判明した」としています。
都に近い立地や規模の大きさから、国営か、藤原氏ら有力者が営んでいた
農地との見方が有力です。

昔の都の周辺と言えば、道路ばかりという勝手な印象でしたが、近くで
畑とかが作られていたのですね。
当時の食糧がどのように供給されていたのかの新たな発見に
つながってくれると良いですね。
write:2013/05/01 rewrite:- update:開設日


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