2.殉教者の列福
ローマ教皇庁が江戸時代初期の日本人キリスト教殉教者188人を
聖人の前段階である福者の敬称を与えること(列福)を正式に決めました。

江戸時代初期のキリスト教の弾圧やキリスト教信者の殉教については
歴史の授業で勉強しましたが、自分たちの信仰を守る為に
過酷な拷問や処刑を耐え抜いた殉教者たちは
本当に凄いと思いますし、信じるということの強さを感じます。
だからこそ、福者の敬称が与えられたのかもしれないですね。
自分だったら、同じ立場になったらと思うと怖くなりますね。

「日本26聖人」をはじめ、これまでの列福、列聖運動は、
ローマや修道会の主導の下に行われたのですが、
今回は日本の主導の下に行われました。
約25年にわたる列福運動ということで、今回の列福に至るまでの道のりは
大変だったと思いますし、この運動を行った人たちも素晴らしいと思います。

日本人が列福されるのは1867年以来とのことで、
今回で140年ぶりの列福なのですね。
次は列聖運動ですかね?
write:2007/06/05 rewrite:- update:開設日


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