28.エジプト・ルクソールでミイラ発見
 【11月14日 AFP】スペインの考古学者チームが、数千年前のものとみられる、
非常に状態の良いミイラをエジプト南部ルクソール(Luxor)近くで発見した。
同国考古省が13日、発表した。

 同省発表の声明によると、ミイラが見つかったのは、カイロ(Cairo)の
南約700キロに位置するナイル川(Nile river)西岸の墓。
墓は、紀元前1075年~同664年のものと考えられるという。

 リネンで覆われたミイラは石膏で固められ、鮮やかに彩色された木棺に
納められていた。木棺はトトメス3世(Thutmose III)時代に建てられた
寺院跡近くに埋められた。ミイラは、当時のエジプト王に仕えた人物と
みられるという。

 考古学者チームによると、木棺には、エジプト神話の女神イシスや
ネフティスが翼を広げているイメージやホルスの4人の息子といった、
古代エジプトの宗教的シンボルを想起させる「数多くのカラフルな装飾」
が見られるという。


エジプト南部ルクソールでミイラが発見とはこれまた凄いです。
年代的には第3中間期から末期王朝時代、第21王朝から第26王朝あたりまで
ですかね。ミイラは、当時のエジプト王に仕えた人物ということは、
結構高貴な人物だったのですかね。さらに研究が進むことを願います。
write:2016/11/14 rewrite:- update:2017/01/03


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