14.世界初公開!エジプト新発見!
放送からずいぶん経ってしまいましたが、7/16に放送された
「世界初公開!エジプト新発見!」という番組について書こうと思います。

今回は大ピラミッドでの新発見によってこれまでの定説が覆るということ
でしたが、これまでにピラミッドに関する文字資料がほとんど発見されて
いなかったため、今回の発見が相当大きく、これまでの定説が覆されたのですね。
太陽の船の前がラー、後ろが王様ということだったり、ピラミッド建設が
1年中行われていたり、建設が20年もかからなかったというのが驚きました。
そして何より蓋石に書かれた文字が発見されたことによって定説が覆ると
いうのが本当に驚きました。

大ピラミッドには、東西対称で同じ構造になっているのではないかとか、
クフ王の墓弥ミイラはどこにあるのかなど、まだまだ謎だらけですが、
このようにして新しい発見によって新しい事実が解明してくれればと思います。


●放送された内容●
・大ピラミッドの南側にある蓋石から文字が発見
・蓋石の下には木材が発見された
・蓋石は35個あり、それぞれに文字が書かれており1000以上の文字がある
・木材はレバノン杉で4650年前のもの。クフ王のピラミッドより100年前
・木材は「太陽の船」で発掘済みの第1の太陽の船の西側から発見
・2つの太陽の船は今までは同じと言われてきたが形が違う
・発見された方の太陽の船には帆柱があるが水に浮かべた形跡がない
・蓋石に書かれているクフ王の名前の隣には太陽の船が書かれている
・蓋石の底に文字が多い。太陽の船がある空間の天井にあたる
・船に向けての祈りの言葉が書かれている
・大ピラミッド内の5層空間の下から3番目に文字が書かれている
・文字は「王が美しくこの国を治める」「力強い王がエジプトを治める」とある
・5層空間の一番上にはクフ王の名前が書いてある
・その名前は石で文字が食い込んでいるため後から書いたものではない
・書いたのはピラミッドの建設者が「クフの仲間たち」と書いたと思われた
・実際は専門の書記が書いており、「クフを神の仲間にする」と書いた
・蓋石には東西南北が書かれていて、労働者のグループが書かれている
・労働者のグループが互いにピラミッド建設を競い合っていた
・強制労働では建設は無理。精神的な欲望、夢を成すために労働に従事した
・発見された太陽の船には青銅の金具があり、第1の太陽の船にはない
・3350年前の貴族センネジェムの墓の壁画に船が描かれている
・船には太陽神ラーが乗っていて、あの世へ行こうとしている
・3150年前のラムセス6世の墓の壁画に船が2そう描かれている
・前がラー、後ろが王様で西を目指して天空を旅していた
・2つの船からロープが発見、船をつないでいた
・太陽の動きに神の存在と永遠の命を見出していた
・エジプトの王は太陽神と同じ力を持つことを願った
・石を切り出した時期は夏の時期のみと思われていたが建設は1年中行われた
・ピラミッド建設は27年ぐらいかかったと思われていたが20年もかかっていない
・蓋石にクフ王の治世14年と書かれていた。その頃にピラミッド建設が終盤
・ピラミッドの南に傾斜路があるうちは太陽の船は収めていない
・蓋石にクフの息子のジェドエフラー王の名前がある
・そのことから太陽の船の建造はクフ王の晩年に始まった
・ミイラはこの世に残っていて魂(バー)が船に乗ってあの世に行く
・ミイラはこの世に戻った魂が宿る場所
・ピラミッドは太陽神ラーと王の魂がエネルギーをためる休息所
・クフ王の墓はまだ発見されていないがピラミッドの西にあると思われる
・西には貴族の墓が密集しているのでこの中にあるかもしれない
write:2012/08/03 rewrite:- update:開設日


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