2.世界・ふしぎ発見! 1001回目
先ほど「世界・ふしぎ発見!」という番組を見てました。
今回は古代エジプトの特集だったのでじっくりと興味深く見ておりました。

内容ですが、
吉村作治率いる早稲田大学古代エジプト調査隊の宇宙からの衛星調査
によってエジプトのダハシュールという所でミイラが4体発見され、
そのうちの1体はツタンカーメン王と同時代のミイラで、
イパイという人物のトゥーム・チャペル(高級な官僚のみが作ることが
許された墓)の中から発見されるが中に入っていた棺は「メス」という
別の人物の棺だった。その墓は一度使用されなくなるが、
後に再利用された。
墓の周辺からツタンカーメンやその王妃アンケセナーメンの名前が
記された指輪、胸飾りなどが発見されている。

イパイという人物は、ツタンカーメンとアンケセナーメン
の側近で影の総理大臣だったと思われる人物だった。
ツタンカーメン王の死後、将軍ホルエムヘブが王位に就くために
王妃アンケセナーメンに結婚を迫るが王妃が拒否し、その後
宮殿を脱出し、ダハシュールまで逃げ延びた。その時にイパイが
王妃を支え、支援していた。

砂の中に簡単に埋葬された木棺が発見され、「ウイアイ」という職人を
統括する責任者の者と思われる。
さらに中王国時代(紀元前2040~1782年頃)のものと思われる夫婦で
埋葬された男女のミイラを発見。
このような発見例はなく大変貴重なものである。

大体こんな感じですが、しかしアンケセナーメンがホルエムヘブから
逃れる為にダハシュールに身を潜めてたのは意外でした。
そしてそのあたりからツタンカーメンやアンケセナーメン関するものが
出土してくるというのが興味深いですね。この時代、本当に
謎が多くて面白いです。それから、木棺の発掘し、引き上げる所も
放送され、それも見ていて面白かったです。

この番組では、問題が3問出題されるのですが、1、2問目が正解者なし、
3問目でようやく正解が出るのも珍しいですね。

来週の世界・ふしぎ発見!は、「1000回突破 超拡大3時間スペシャル」
ということで、またこちらの方も楽しみにしたいと思います。
write:2007/03/11 rewrite:- update:開設日


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