4.マヤ文明の起源、200年遡る…祭祀建築を発見
マヤ文明の大都市遺跡、中米グアテマラのセイバル遺跡で、
紀元前1000年頃に築かれた祭祀(さいし)建築を米アリゾナ大、茨城大などの
国際調査チームが発見しました。

これらの遺構の年代は放射性炭素年代測定の結果、紀元前1000年前後と判明。
これまで同文明最古の公共祭祀建築とされてきた、前800年~前700年頃の
ティカル遺跡(グアテマラ)の基壇より約200年古く、
同文明の起源を遡らせる可能性が高いことがわかりました。

紀元前1000年頃というと前古典期の中期あたりですかね。このあたりの
時代は僕自身はあまりよく分かってないのですが、
マヤ文明の起源を約200年遡る発見というのが凄いですね。

マヤ文明はもっとも繁栄した古典期(250~900年頃)も含めてまだまだ
謎だらけなので、もっといろいろなことが解明されてほしいものです。
あと、マヤの王の名前も判明していないものも多く通称だったり
「支配者1」といったような呼び方をしているものもありますが、
やはり名前が分からないのは切ないのでこのあたりも解明されて欲しいです。
write:2013/05/01 rewrite:- update:開設日


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