4.ヨハネ・パウロ2世、死後8年で「聖人」へ、ヨハネ23世も「聖人」へ
2005年4月に死去した先々代のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が、
年内にもカトリックで最も崇敬される「聖人」に列せられる見通しと
なりました。死後8年での列聖は異例の早さとなります。

聖人となるには、2度の「奇跡」を起こした証拠が必要だが、
教皇庁(バチカン)の専門委員会が2日、2つ目の奇跡を認定しました。
2011年にコスタリカの女性の病気を治癒したというものです。
イタリアANSA通信は、現教皇フランシスコの承認を経て、
早ければ今年12月にも列聖式が行われると報じました。

バチカンでは通常、聖人の前段階の「福者」の認定審査を死後5年以上
たってから始めますが、絶大な人気があったヨハネ・パウロ2世の場合、
「特例扱い」を求める信者の声が強く、死後1ヶ月半で手続きが始まり、
2011年5月に列福されました。


ヨハネ・パウロ2世については、葬儀が行われている時から
「今すぐ聖人に」と言う声が高まっていましたね。
列福も早かったのですが、この早さでついに聖人になるのですね。
福者マザー・テレサも死後数ヵ月後に列聖調査が行われ、死後6年での
列福という異例の早さだったのですが、ヨハネ・パウロ2世はそれを
上回る速さでしたね。知り合いのカトリック信者の方(その方ですが、
聖人にものすごく詳しいです)が、「ヨハネ・パウロ2世の列聖は
マザー・テレサより早くなるのではないか」と言っていましたが
その通りになりましたね。
あと、後で知ったのですが、教皇ヨハネ23世も列聖されることになりました。
これにも驚きました。死後100年以内の列聖は早いですよね。

ヨハネ・パウロ2世、ヨハネ23世がこうして列聖されるのは嬉しいことです。
12月の列聖式が滞りなく行われることを願います。
write:2013/05/01 rewrite:2013/08/05 update:開設日


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