2.教皇ベネディクト16世が退位
本日の20:00、第265代ローマ教皇ベネディクト16世が28日に退位することを
表明しました。退位の理由としましては、健康的な問題、体力的な問題を
理由としています。

教皇は「何度にもわたって神に対し良心に照らして考えた結果、
高齢に達している我が身が教皇としての職務を達成することができないという
確信を持った」とし、「素早い変化に見舞われ、信仰にとってとても大切な
問題に揺れる今日の世界では、ローマ教皇には心身ともに活力が
必要であるが、私にとってそうした活力がここ数か月弱ってきており、
私に与えられた職務を遂行することができなくなった」と述べられました。

教皇ベネディクト16世といえば、これまで堅実に教皇職を務めてきたと
思います。ですが、現在は85歳、限界が来たと感じたのでしょうか。
今回の退位については驚きを隠せませんでした。まさかこんな形で
終わるとは…。

これまでに退位した教皇と言えば、こんな感じですかね。
「ローマ教皇歴代誌」で調べました。

・ポンティアヌス
・マルケリヌス(退位、または廃位)
・シルウェリウス
・ベネディクトゥス5世
・ベネディクトゥス9世
・ケレスティヌス5世
・グレゴリウス12世

今回の退位はグレゴリウス12世以来と言うことになるのですかね。
ベネディクト16世退位後は誰が教皇になって、何て名前を
名乗るのでしょうかね。ベネディクト16世と次の教皇のために
お祈りしたいと思います。教皇につきましては、今までお疲れ様でした。
write:2013/02/11 rewrite:- update:開設日


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